logo3.png
Loading...

神経系による情報圧縮と内部モデルの構築

キャッチボールをするには,目で見たボールの位置情報をもとにしてその軌道の予測をして手を動かす必要があります。相手の気持ちを察して行動するには,相手が見たり聞いたりしていることや相手の表情をもとにして,何を考えて何をし ようとしているか,さらに自分が何かすると相手はどのような反応をするかを予測する必要があります。このように脳は,全身のセンサ情報から目的を達成のた めに重要な情報を抽出し,それを元にして自分がどのような運動や行動をとるとどのような結果になるかという脳内シミュレーションを行える仕組み(環境の内 部モデル)を獲得し,そして脳内シミュレーションの結果に基づいて適切な運動・行動をとっています。すなわち,このような情報圧縮,内部モデルの構築,運 動・行動選択の仕組みを理解することは,運動メカニズムのみならず,他者理解の仕組みを知るにも重要です。本研究室では計算論的手法によって,このような 計算を脳が行う仕組みを考察しています。

shinkei.png

主な業績

  • 濱村徹, 西井淳. 冗長性を活用した低次元フィードバック制御モデル. 電子情報通信学会技術研究報告,112, No. 480, pp. 167{172, 2013. ニューロコンピューティング研究会, 2013/3/13-15, 玉川大学(東京).
  • 岡本亮太, 西井淳. 砂時計型ニューラルネットワークを用いた運動軌道の生成モデル. 電子情報通信学会総合大会, 情報・システムソサイエティ特別企画学生ポスターセッション予稿集, p. 241, 2012. 2012/3/21-24,岡山大学(岡山市).