Jackson Pollock の絵を初めて見たのは随分前のことで,場所は多分大原美術館だったと思うのだけど,その迫力と色彩感に見入ってしまったのをよく覚えている。

ぐちゃぐちゃのようでいて,ある種の秩序を感じる模様が素敵なんだが,先日大学院生が紹介してくれた論文によると Pollock の絵はフラクタル性が高く,それも年代とともにフラクタル係数が徐々に大きくなっていくらしい。 美大生に依頼した Pollock の絵や,贋作とおぼしき作品ではフラクタル性が低いとか,さらには,絵の具をたらしたりまき散らしたりする Pollock の技法が,流体力学的にフラクタル性の高い模様を描くことに重要とか,マニアックな考察をしている。

ただの思いつきの解析ではなさそうだと思って調べてみたら First author の R. P. Taylorは, 所属は物理系のようだけど, scopusを見ると fractal geek のようで,対象は問わずにフラクタル解析をしまくっているみたい。

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