MIDI解析シリーズ第二弾はバッハの平均律1巻1番のプレリュード。バッハって誰やねんていう人も,どこかで聞いたことはある曲のはず。 右手はずっと16分音符の分散和音なので,楽譜上の音の長さは全て同じ。
何人かのピアニストの演奏のMIDIファイルを公開している演奏表情データベースCrest MusePEDBがある。 サンブルファイルにバッハのインベンション1番のMIDIファイルがあったので可視化してたら面白かった。
たまたま読んだ「ロバートジョンの歌の研究」というページが面白かったので思い浮かんだことを少々殴り書き。 ジョンソンの歌のピッチを細かく分析したら,ルート音(音階のドの音)の音程はバッチリはまっている一方で,他の音は,平均律(ピアノの調律に用いられる音程)からずれて,かなり自由な,でもコントロールされた音程で歌っていたという話。