Homebrew

以前はMacのパッケージ管理にMacPortsを使っていたけど,homebrewの方がインストールサイズが小さくてすむので,こちらに乗り換えた。 以下はインストールメモ。

HomeBrewのインストール方法

  1. Command Line Tools for Xcode のインストール

    xcode-select --install
    
  2. brewコマンドのインストール

    • Homebrewのページにある方法でbrewコマンドをインストール
    • インストール後に brew doctor を実行し,エラーが出たら問題を解決しておく。解決方法は大抵エラーメッセージに書いてある。
  3. brew install --cask 実行時のインストールディレクトリの設定

    • brew –cask (後述)でインストールしたアプリはデフォルトでは~/Applicationにインストールされる。以下の1, 2行目はこれを/Applicationに変更する設定.
    $ echo "export HOMEBREW_CASK_OPTS=\"--appdir=/Applications\"" >> ~/.bash_profile
    

新規にいろいろインストール

適当に必要なソフトを見繕ってインストール。

  • lv: 多言語対応のlessみたいなの
  • nkf: 文字コード変換ツール
  • rmtrash: rmしたものを完全に消さないで,ゴミ箱に移動してくれる
  • Visual Studio Code
  • pandoc: markdownとかlatexとかdocxとかを相互に変換するツール
  • unar: ファイル名が文字化けしない解凍ソフト
  • ffmpeg: ビデオやオーディオファイルをいろいろな形式に変換したりできるソフト
  • Krypton app
  • xonsh: Pythonをコマンドラインで使えるシェル
  • fish: 軽くて高機能なシェル
    • fish_config: ブラウザでカスタマイズ
    • fish_update_completions: 補完情報の更新
  • z: cdコマンドの拡張版
$ brew install lv gnupg nkf rmtrash
$ brew install visual-studio-code
$ brew install pandoc markdown
$ brew install unar
$ brew install ffmpeg
$ brew install kryptco/tap/kr
$ brew install xonsh bash-completion2
$ brew install fish
$ brew install z

brew caskでさらに追加インストール

dmg形式として配布されているものには,brewで管理できるようパッケージ化されているものがある。 そのようなパッケージの管理にはbrew caskを使う。

いろいろインストール

$ brew install xquartz --cask    # R, grace, その他いくつかのアプリで必要
$ brew install sublime-text	--cask #	エディタSublime Text 3
$ brew install google-japanese-ime --cask # google日本語入力
$ brew install qlmarkdown --cask # .md のQuickLookプレビュー

Rのインストール

R は homebrew/science にあるものと,homebrew/caskにあるものがある。 後者をインストールすると,/usr/local/lib/以下にtcl/tk 関連のライブラリがインストールされ,これを消去するようにとhomebrew doctorがエラーを出す。実際に消すと,Rの実行に困る場合がある。 前者をインストールするとこの問題は無くなるが,gccやら何やら,わさわさとインストールしないといけなくなる(mpfr, libmpc, isl, gcc, gettext, pcre, pixman, libffi, glib, cairoがインストールされた…)。ここでは前者の方でインストールする。

$ brew install r   # R言語
$ brew cask install rstudio   # RStudio

gnuplotのインストール

gnuplot のインストールは brew cask で xquartz をインストールした後にする。

$ brew cask install aquaterm
$ brew install gnuplot --with-x11 --with-aquaterm

mackup

mackupは各種設定ファイルをDropbox経由で同期する設定をするツール。

$ brew install mackup
$ mackup backup  <= macup新規導入時
$ mackup restore <= macupを他のマシンで利用開始時(既にあるmackupファイルを利用)

同期したいものを追加したい時には~/.mackup/<name>.cfgを追加。

Java Script

Java Script環境のnode.jsを使えるようにする。 nodebrewをインストールして,あとはnpmで必要なものを追加。

$ brew install nodebrew
$ mkdir -p ~/.nodebrew/src
$ nodebrew install-binary latest
$ nodebrew use latest
$ echo 'export PATH=$PATH:~/.nodebrew/current/bin' >> ~/.bash_profile

brewコマンドの使い方

  • 更新のあるformula確認
$ brew outdated
  • 古いバージョンのformulaを削除(ためこむと数10GBとかになることもあるので注意)
$ brew cleanup -n # 削除されるformulaの一覧表示(削除はしない)
$ brew cleanup
  • formulaの情報表示
$ brew info <formula name>
  • インストールされたformula (homebrewで管理するパッケージ)を一覧表示
$ brew list
  • インストールされているパッケージ一覧(Brewfile)の作成
$ brew bundle dump
  • パッケージ一覧(Brefile)に記載されているパッケージを一括インストール
$ brew bundle

困ったときのメモ

  • “You are in ‘detached HEAD’ state. “と怒られた時は以下を実行する。
$ brew untap phinze/homebrew-cask
$ brew tap caskroom/homebrew-cask
  • DisplayLinkを使っている場合,このドライバに含まれる/usr/local/lib/libusb-… は brew doctorで怒られるので,削除して,homebrewのlibusbをインストールする。
$ brew install libusb

参考リンク