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· 約3分

8月31日から9月2日にかけて、慶応大学日吉キャンパスで開催された第144回音楽情報科学研究発表会に参加しました。初めての学会発表でしたが、音楽関連の研究を行っている他大学の学生や教員の方々から様々な指摘やアドバイスを頂くことができ、今後の研究に対するやる気が更に湧いてきました。

また他大学の方々の研究については、人気楽曲のコード進行の傾向の分析や、表現の難しい演奏要素をどうやって指導するのかというように研究対象が様々で、楽譜も対して読めない自分には難しい話もありましたが、多くの分野に対する知識がだいぶ深まったので、参加できてよかったと感じました。

また、初日の口頭発表後には西井先生にお刺身をご馳走頂きました。あまり見たことのない切り方で、とても食べやすく美味しかったです。山口のお魚とも食べ比べをしてみたくなりました。

最後に今回の学会に参加する機会をいただけたこと,西井先生のご指導に改めて感謝申し上げます. この経験を活かして今後の研究に励んでいきたいと思います。

· 約2分

3月18日から19日にかけて,毎年恒例の春の運動計測実習が行われました。今年は坂井研からも参加の申し出があり,当日は終始和やかな雰囲気の中で進行しました。

1日目は,重りの保持やドラムの打叩など,課題に応じた運動データの計測を行いました。実験そのものは楽しかったのですが,両課題を通じて自分の筋力の衰えとリズム感の無さを痛感しました・・・

2日目には,取得したデータの整理に取り組みました。慣れないソフトの扱いに苦戦しながら,なんとか全てのデータを整理し終えた頃にはすでに外は真っ暗。実験が終わってからの方が,むしろ大変だったように感じました。

その後,各自で計測したデータを基に解析を行い,2週間後にプレゼン発表を行いました。

あっという間の2日間でしたが,学びの多い貴重な機会となりました。今回の経験を糧に,今後の自身の研究にも精進したいと思います。先生方,先輩方,ご指導ご協力のほどありがとうございました。

· 約2分

今年も卒業シーズンがやってまいりました。先月の10日、17日には修論・卒論発表会があり、自分を含めM1とB4の皆さんが研究の成果を発表しました。

全員が胸を張ってこれまでの研究の成果を発表できたと思います。

また今月の21日には修了・卒業式があり、晴れてM2の3名(江頭、渡辺、松田)とB4の5名(伊藤、佐藤、西田、棟近、木原)が修了・卒業しました。自分と松田先輩、伊藤、西田、棟近は博士、修士へと進学するため今後も西井研究室にはお世話になりますが、江頭先輩、渡辺先輩、木原さんの3名は社会人となるため、西井研究室とは正真正銘お別れとなります。とても寂しくなりますが3名の西井研卒業生の活躍を祈りつつ、新らたな気持ちで西井研一同、頑張っていきたいと思います。

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11月30日から12月1日にかけて、中京大学豊田キャンパスで開催された日本バイオメカニクス学会に参加しました。学内に入ってすぐ、お洒落で綺麗な校舎に驚きました。さらに、陸上競技場や室内練習場はアスリート達で活気にあふれていました。さすが、室伏広治選手や浅田真央選手などオリンピアンを多数排出した大学だなと感じました。

私は学会初日に「表面筋電図を用いた合気道の座技呼吸法における持ち上げ動作の解明」について口頭発表を行いました。合気道の「座技呼吸法」は、両手首を掴んでくる相手を持ち上げ、続けて腕を振り下ろし、相手を地面に制圧する技です。今回は、熟練者の持ち上げ動作における肩・肘・体幹の筋活動と動作解析を行った内容を発表しました。

発表後、合気道経験者の方から「非常に面白い発表だった」とコメントしていただきました。その方は本研究の被験者と同じ流派でしたが、技の動作や意識する部分は若干異なっていました。今年8月の日本体育・スポーツ・健康学会で口頭発表した際にも、師範や流派によって技が異なるとのコメントをいただきました。これらを踏まえ、師範ごとの技のクセや熟練者の中での個人差についても考察していきたいと思います。

今回の学会発表でネットワークが広がり、さらに今後の研究のヒントを得ることができました。

· 約4分

8月29日から31日にかけて、福岡大学で開催された日本体育・スポーツ・健康学会に参加しました。学会前から台風の接近が懸念されており、無事に開催されることを願いながら準備を進めていました。

学会初日の早朝、初めての学会参加ということもあり、緊張しながら福岡大学へ向かいました。博多駅に到着したのは午前7時過ぎ。そのタイミングで、大会本部から「台風の影響でオンライン開催に変更」という通達がありました。交通機関への影響や参加者の安全を考慮した上での判断です。幸い、午前中は台風が本格的に強まる前だったので、地下鉄で滞在先のホテルへ移動し、無事にオンラインで講演や口頭発表を聞くことができました。2日目も台風の勢力が衰えず、引き続きオンライン開催となりました。

私が口頭発表を行う最終日の31日には、台風がようやく過ぎ去り、オンラインと対面のハイブリッド開催が可能となりました。せっかく福岡まで来たので、ぜひ対面で発表したいと思い、ホテルから福岡大学へ向かいました。会場では、緊張しつつも「合気道の座技呼吸法における持ち上げ動作の解明」について発表しました。合気道の「座技呼吸法」は、両手首を掴んでくる相手を持ち上げ、続けて腕を振り下ろし、相手を地面に制圧する技です。今回の発表では、熟練者の持ち上げ動作における肩・肘・体幹の動作解析を行った内容を紹介しました。

発表は大きなトラブルもなく無事に終わり、質疑応答では「流派や師範によって技の特徴が異なるのでは?」という質問をいただきました。私自身、これまでの合気道の稽古を振り返ると、他道場に出稽古に行った際、「同じ種類の技なのに私の師範と動きが違う」と感じたことがあります。この経験を踏まえ、師範によってどのように技の特徴が異なるのかを、今後の研究で明らかにしていきたいと思います。

発表が終わり、昼食を取ろうと福岡大学の広場に出ると、6台ものキッチンカーが並んでいました。お腹がペコペコだった私は、足早にガーリックライスを注文。発表が無事に終わった安堵感や、先生方から「興味深い」とコメントをいただけた嬉しさを噛み締めながら食べるガーリックライスは、格別の美味しさでした。

· 約3分

6 月 15 日土曜日,日本大学 文理学部キャンパス 百周年記念館にて,音学シンポジウム 2024で発表を行いました. 更新が遅れてしまい申し訳ございません,室長の齋藤です. 半年前に行ったシンポジウムの感想等を思い出しながらまとめます. ポスター発表は初めてではありませんでしたが,同じ系統の研究を行っている他大学の学生や教員の方々から鋭い指摘や貴重なアドバイスをたくさんいただきました。 卒論を乗り越えた経験のおかげか,質問に対して言葉が詰まることはほとんどなく,自分の成長を実感する場面もありました. この2日間で,和声に注目した研究を行っている方々と様々な意見交換をすることができました. 自分と似た興味関心を持ち,同じような悩みを抱えている方々と議論を交わす時間は,何物にも代えがたい貴重な経験でした. 西井研で音楽の研究を志す学生がもっと増えると嬉しいのですが...

一口に音楽の研究と言ってもその領域は非常に多彩です.他の発表はどれも自分にとって新鮮なものばかり. 特に印象に残ったのは,深層学習を用いた楽曲生成に関する研究や,合唱における発声の評価法を立案した研究でした. 自分と異なる視点の研究について知ることができるのも,こういったシンポジウムの醍醐味ですね.

今回のシンポジウムに参加する機会をいただけたこと,西井先生のご指導に改めて感謝申し上げます. 今後もいい成果が発表できるよう,日々の研究に努めていきます. また,今回は諸事情あって昼食しかご一緒できませんでしたが,今度の学会では西井先生と夜の街に繰り出したいと思います.

· 約2分

6 月 7 日金曜日に湯田温泉街の火鍋ルーチャオで飲み会をしました。教授は西井先生、小林先生、栗原先生に参加していただき、学生は 9 人集まることができました。

飲み会は新室長である齋藤君による乾杯の音頭から始まりました。火鍋ルーチャオ名物の薬膳火鍋を囲み、いつも以上に和やかな雰囲気で語り合いました。

次々と出てくる料理はどれも感動する美味しさでした。その中でも好評だった料理は、海老一匹を餃子の皮で包んで焼いた「海老餃子」です。火鍋ルーチャオでは、他の居酒屋ではなかなか食べることができない美味しい料理をたくさん食べることができました。

飲み会は研究の話題だけでなく、教授の学生時代のお話なども話題に上がりました。学生にとっては、普段あまり聞くことができないことも知ることができ、とても貴重な時間でした。

和気あいあいとした雰囲気で、美味しい料理を楽しむことができ、心もお腹も満足した飲み会でした。

また機会があれば積極的に企画したいと思います!

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今年も卒業シーズンがやってまいりました。先月の8日、22日には修論・卒論発表会があり、M1とB4の皆さんが研究の成果を発表してくれました。この日のために各人が様々な努力してきたことが伺える、堂々とした発表を見ることができました。

河内先輩の研究テーマはリップル波の識別です。医学部の人たちとの共同研究で、頻繁に打ち合わせをして熱い議論を交わしていた姿が印象に残っています。

林くんの研究テーマは大脳基底核のシミュレーションです。難解な内容でしたが、図を使って分かりやすくシミュレーションの流れを説明してくれました。

今井くんの研究テーマは合気道の運動解析です。うまく運動を計測するために、実験器具の位置調整や試し撮りを繰り返し行っていた姿が印象に残っています。

斎藤くんの研究テーマは楽譜と演奏表現の関係の解析です。演奏を聞きながら、楽譜にメモを書き込んでいた姿が印象に残っています。

渡辺くんの研究テーマは下オリーブ核内の神経細胞のシミュレーションです。難解なテーマをうまく伝えるために、プレゼンの導入部分を何度も作り直していた姿が印象に残っています。

今月の22日には修了・卒業式があり、晴れて河内先輩、林くん、渡辺くんが修了・卒業されました。林くんと渡辺くんのじゃれ合いと、たまに巻き込まれる河内先輩の掛け合いが見れないと思うと寂しい気持ちになりますが、3人の卒業生の活躍を祈りつつ、新らたな気持ちで西井研一同、頑張っていきたいと思います。

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2024年1月9日~11日の期間で開催された「脳と心のメカニズム 第23回冬のワークショップ」に参加しました. 北海道のルスツリゾートでの開催だったため,初めて一人で飛行機に乗って向かいました.

北海道のルスツリゾートに到着した後は,宿泊場所であるログハウスに荷物を置き,会場に向かう事になっていましたが, ルスツリゾートが広すぎたため1時間ほどさまよってようやく会場にたどり着くことができました... ログハウスと会場が正反対の端に位置していたことも原因だったように思います.

ワークショップでは各日3回の講演とポスター発表が行われました. 2日目には初の北海道でのスキーもすることが出来ました.北海道の雪はとても滑りやすいと聞いていましたが, 私が余りスキーをしたことがなかったため比較出来なかったのは少し残念でした. 今度別の場所でスキーをする機会があれば比較してみたいと思います.

夜には恒例の懇親会(朝までコース)も有りました. ASCONEに引き続き今回も朝3~4時終了だったため,懇親会は朝までというのが定石なのかもしれません(?).

とはいえ今回もとても楽しい3日間でした. ASCONEは同世代の方との議論が多かったですが,今回は先生方とたくさんお話をさせていただくことができ, ASCONEとはまた違った良さがありました.

ワークショップ参加にあたり助成してくださった神経回路学会と企画・運営の先生方に心より感謝申し上げます.

· 約3分

2023年11月28(火)~12月1日(金)の期間で開催された ASCONE2023 (Autumn School for Computational Neuroscience) に参加しました. 初日は14時過ぎに始まるとのことだったため,6時30ごろの電車に乗って千葉県の上総一ノ宮まで移動しました. 寝起きで1時間駅まで歩き,東京駅では道に迷い,会場に到着したときには既に疲労困憊でした...

とはいえいざ講義や討論が始まると,疲れなんて忘れるほどの楽しさでした. 討論の時間はもちろんの事,昼食や夕食の時間,講義終了後の懇親会の時間までみっちり議論することができました.

3日目の午前中には交流もかねて近くの浜辺と日西墨三国交通発祥記念之碑まで散策に行きました.

東京湾などはあまりきれいじゃないとよく聞きますが, こちら側の海はとても綺麗で風が気持ちよかったです.

毎晩の懇親会ではお酒やお菓子を飲み食いしながら研究の事や進路のことについて話し合いました. 懇親会はは毎朝2~4時頃まで続き,あるときには朝3時からアンパンマンの体・脳の構造について 真剣に議論するという深夜ならではの光景が見られました. 睡眠時間があまり足りていなかったためとても疲れる4日間でしたが,それを上回る楽しさでした.

運営の先生方,そして共に議論してくださった参加者の皆様,本当にありがとうございました.